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【映画レビュー:リバー・ランズ・スルー・イット/レジェンド・オブ・フォール】「社会不適合イケメン」は俺に任せろ by ブラピ

2本とももうだいぶ前に観ているけど(ってそもそもかなり古い映画だな)、ブラピは「不器用イケメン」「社会不適合イケメン」演じさせるとピカイチだなと思う映画。

 

 「リバー・ランズ・スルー・イット」の映画メモには

 

 あどけなさが残るブラピ。自然の映像が美しい。不器用にしか生きられなかったポールの話。レジェンド・オブ・フォールよりは不幸度数は低いか? 日本でいうならば「川の流れのように」ということ

 

……と書いてある。一言でいえばこれで全てを説明してる。
「リバー・ランズ・スルー・イット」はとても静かな映画で、ポールが釣りをしている映像はほとんど環境映画のようです。フライ・フィッシングをやる、または興味がある人には刺さるかもしれないけど、女性にはどうかなあ。

 

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 「リバー・ランズ・スルー・イット」のポール君の「社会不適合度」と「ワイル度」の出力をマックスにすると「レジェンド・オブ・フォール」のトリスタン君になるんだよ。
 

  「リバー・ランズ・スルー・イット」は兄弟仲がよかったのに、「レジェンド・オブ・フォール」では兄と一人の女性を巡って骨肉の争いを繰り広げるブラピじゃないトリスタン君……その結果、社会不適合イケメンのトリスタン君とその周囲の皆さんには予想外の展開がもたらされる事になる。

 

 

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 観たものは暗澹たる気分になる。

 

 「レジェンド・オブ・フォール」を観終えて「ゥグゥ……」と声を漏らしたのははっきりと覚えている。

 

教訓:イケメンでも「社会不適合度」が強い場合は不幸を呼びます……いや、不幸しか呼び込みません。

 

 え?どっちがおすすめだって? そりゃぁ「レジェンド・オブ・フォール」ですよ。他人を不幸にし続けて自分は完全燃焼する。そういう生き方ってある意味憧れる。っていうか呆れるほどの生命力だよ!そしてそこには必ず美しい疫病神の女が出現します。この女が三男の恋人として現れて男三兄弟の運命が歪められてしまうわけ……まあ、あまり考えなくとも観てる側の感情を掻き立てるのが 「レジェンド・オブ・フォール」 なので、こちらをおすすめします。

 

 

 

 あ、決して単なるドロドロ昼メロ映画じゃないです、アンソニー・ホプキンス演じる元ネイティブアメリカン討伐隊長からネイティブアメリカン擁護側に回った頑固親父の人柄などから、ネイティブアメリカンとアメリカの歴史的背景なんかも扱ってはいるし、何より社会不適合者であるトリスタン君を癒し、惑わせた結果、そのアイデンティティゆるぎないものにしたのも、このネイティブアメリカンの思想なので、一応単なる人間の感情的なドラマでは終わってはいない。

 

 まあどちらの映画にも共通しているのは「男同士兄弟愛」と「社会不適合男はモテる」ってことだな。 うー、体調が今ひとつの私はこれを書いていていると、「ああ、リバー・ランズ・スルー・イット、もう一回観たいわぁ」と思ってる。癒されたい、あの山の緑に。

 

 

 

 

 あ、ブラピ主演で私がもっとも好きな映画「ベンジャミン・バトン」のキャラも「超社会不適合」(っていうかほとんどオカルト)だったもんね。これについてはまた別の機会に。