【Music】はい、ユーミン 一丁! 6月になったので。蒸し暑いけど霧雨に濡れたところがひんやりな季節に……
6月に入ると必ず口ずさんでしまうこの「雨のステイション」。
ユーミン版はなかったのでbirdさんをリンク。
新しい誰かのために
私など思い出さないで
歌い出し、グサッと血しぶき上がるくらいの短刀直入の歌詞が大好きよん。
それから2番の情景がいい。雨が降り始めて街がグレーの中、空気を切り裂くように飛んでくるツバメの姿は、確かに6月の風景。荒井由実の時代の曲の方がより繊細のような気がする。結婚して松任谷を名乗ってからの曲も好きだけど。
すぐ上の兄が10歳くらい上で年が離れているので、小学生に上がる頃にはユーミンが好きになっていて、したり顔で男と女の曲を聴くような嫌な子供でした、私。
リアルな舞台は西立川駅。歌碑もあるらしい。若い頃ユーミンが西立川で彼と別れて、それで作った歌……西立川駅の発車のメロディーになっている。つまり「雨の西立川駅」。風情、だいぶ無くなるけど。
ハイファイセット版が好きという人も多いのね。
話 曲はどんどん逸れていく……。
ユーミン原曲のこの「翳りゆく部屋」エレファントカシマシバージョンを聴いた時、宮本浩次のボーカリストとしての凄さに仰天。今や曲も詞も書いて歌うのが当たり前だけど、ボーカリストの力量で曲が生きることも死ぬこともあるし。ある意味ユーミンは作り手としての感性の方がすごいなあと思うことがあるんだよね。あの喉をぎゅーっと締めたような声が響く時もあるんだけど。
宮本さんの野太い男の声がいいなぁ。